最終回。感慨深い。ラストで、こう、がっつり野球やってる感じが良いね。1回戦なんだけど。
そういえば、最終回だけに、作画も気合い入ってるな。
清城との死闘。
こちらも再建初戦と言うことで、歯車がかみ合わず、次々と点を入れられてしまう清城。主将神宮寺のギアチェンジとキャッチャーの「楽しもう」という言葉で、立て直し、同点に。ちゃんと、清城も、見せ場があるのが良い。
さらに、里高の先発ピッチャー倉敷、セカンド阿佐田の負傷で、控えに回っていた智恵、茜にも出番が。ピッチャーは後退して、野崎。圧巻の無失点リリーフがかっこいい。なんだかんだ言って、このアニメの真ヒロインは野崎夕姫ちゃんだと思う。
今まで、いまいち見せ場のなかったキャラに見せ場があって良いなあ。応援団先輩のホームラン、茜ちゃんのフェンス際キャッチ、智恵と神宮寺さんと清城キャッチャー牧野の三角関係などなど。
最終回。先攻の里高が、有原、東雲の連打で一点リード。その裏、一死二三塁で神宮寺さんがフライ。タッチアップしてくる清城選手に…
結局、里高も二回戦敗退。そもそも、先発ピッチャーとセカンドが負傷で、交代選手がいない選手層の薄さで、次の試合は難しかろうなあ。
しかし、試合を見て、野球をやろうという子が増えて…
いや、最後はホントに良かったわあ。
途中、作画が微妙とか、見るのにやたらと時間がかかったりいろいろあったけど、終わりよければ名作ですわ。
ピッチャー陣、かっこよすぎ。
最後は翼ちゃん締め。つーか、ゲームやりたくなるじゃないかw
鬼滅の刃 第十五話 那田蜘蛛山 - ニコニコ動画
いよいよ、新ミッション。そういえば、OP結局変わらないみたいだな。前半の鬼たちのよすが。
前半は、相変わらず療養。
ネズコちゃんにすり寄ろうとする善逸がウザいw
あと、伊之助がちょっとかわいくなってきた。本当に常識を知らないんだな。
ずっと、あんな感じで追っかけっこやってたんかね。
で、骨折が癒えて、新たな任務。蜘蛛を操る鬼の退治が新ミッション。
先に送り込まれていた10人の部隊は、蜘蛛の糸で操り人形になって、同士討ち。一人を残して全滅。そもそも、村田はなんで、蜘蛛の糸に憑かれなかったのだろうか。なんか、お守りでも持ってる?
操りの糸を切れば、やられた鬼殺隊員は一時無力化できるものの、すぐに蜘蛛で操られてキリがない。大本の鬼をやっつけなければいけない。伊之助の超感覚で、見つけたところで、今回終わり。
なにやら、鬼の家族が住んでいるようだが、家族ねえ。
途中で駄々をこねて、置いて行かれた善逸がなんとも。
説得してくれれば行ったのに、置いていくなんて、などとめんどくさいことをぶつくさ言っている善逸めんどくさい。それでも、ネズコちゃんが山に入ったことに気づいて追いかけるあたり、女の子大事は一貫しているのな。で、別行動の善逸は、どんな鬼に遭遇するのか。
この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO #15 『戻らない夏』 - ニコニコ動画
神奈ちゃんの白ワンピ、色っぽいすね。あと、ヤキモチ澪さんがかわいい。で、二人が仲良くなっているのが微笑ましい。
水着回。澪さんところの別荘とプライベートビーチに、みんなで行くことに。なんか事件が起こるかとドキドキしたが、いろいろとトラブルは起きたが、特に物語的な事件はなく、青春を満喫。リフレクターデバイスを使おうとして思いとどまるところが、分かっている感じだな。
神奈ちゃんが、ペンダントを置いたところ、いかにも事件が起きそうな演出だったが、野犬が忍び込んだだけという。うまいミスリードだった。
このルートでは、澪さんも、たくやに対する恋心を隠さないのか。ツンデレ強いなあ。
で、ラストで、ふたたび発熱してぶっ倒れる神奈ちゃん。今度は、重かったりするのかねえ。次回は、神奈ルートの種明かしがありそうな副題だけど。
とりあえず、このシーンの澪さんの胸の持ち上がり具合がいいですね。
日焼け跡に化粧水塗り中の神奈ちゃん。
タクシーと自転車の事故です。決定的瞬間! - YouTube
タクシーと自転車の事故です。決定的瞬間!
これは、自転車の側からすると、恐怖でしかないな。こんなん、避けようがないだろう。
タクシーが、自転車を追い越した後に、鋭角で回り込んで、自転車がタクシーに追突。追い越した途端に、存在を忘れたんか、このタクシー運転手。悪意しか感じないな。
最近、熊本のタクシー運転手は、あんまり乱暴な運転をしていない印象だが、そもそも、日常行動する範囲がタクシーと遭遇しないからというのはありそう。昔は、自転車のスレスレ追い越しとか、それこそしょっちゅうだったけど。
タクシーの運転手の免許は剥奪するべき。
『まんが4コマぱれっと』2019/6号
ストロマ「スターマイン」
一気に、志染さんがヤバくなってきたな。
終わりが近くなって、気を遣うみんなに、無理難題を。「お別れパーティ」と称して、カニ尽しのフルコースを作らせたり、風見にマッサージさせたり。志染さんも、ずいぶんとデレたもんだ。消えることを、最後まで悟らせたくないわけね。
力が尽きかけて、気を抜くと半透明になってしまう状況。それをネタに、「消失マジック」って。ネタが強烈すぎるわw
ラスト、やはり行成のラッキースケベ。
荒井チェリー「未確認で進行形」
まだまだ、三峰実家。
とりあえず、白夜と真白の母親、ものすごい天然ぼけですね。宇宙食が宇宙人の食事かあ…
あとは、白夜たちの父親らしき写真とか。このはのお見合いの感想とか。
小杉光太郎「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」
みゃー。
ろこサミに向かう流川ガールズと沙織さん。道中、親族の盛り上がりもあって、緊張する奈々子。アワアワガールズと遭遇して、名古屋名物を叫びながら降車する課題を出される。みんなに、先に言われて、困ったあげく出たのが最初の「みゃー」w
私なら、トヨタとか言いそうだな。
とりあえず、緊張は忘れた感じだな。
磨伸映一郎「氷室の天地」
氷室と「笠間先生」の対決。どや顔で切り札を出したところで、ひっくり返される。ここで、作者右手骨折で、しばらく休載という…
楠元とうか「好きこそももの上手なれ!」
この展開、あっという間に話が終わってしまいそうな感じだが…
連れ戻そうとするさんごの父親と姉。ところが、矛先が変わって、主人公とさんごちゃんの関係の方向に。さんごちゃん、かわいすぎるのが罪作りだなあ。
森乃葉りふ「隣人を妹せよ!」
化石採集のお話。ちなみに、鉱物ハンマー、尖った方で叩くものではないでよ。
図書館に本を返しに
次の雨の間に貸出期限が来てしまいそうな本を返却に。返却に行ったはずが、むちゃくちゃ増えてしまった。久しぶりに、市立図書館と県立図書館をはしご。県立図書館で、読みたい本の欲望が炸裂してしまった。
この前買い損ねた『森田さんは無口』の17巻をやっと入手。通販するかと思ったが、アニメイトに一冊残ってた。
ここ数日、スーファミのシヴィライゼーションを一周プレイ。イージーモードだと、後半は完全に作業だな。今回、なんか、中だるみした展開になってしまった。人口マックスまで行った都市なしとは。まあ、早々に宇宙船を発射して、19世紀半ばにゲーム終了しているわけだけど。
今日の白川。大甲橋から上流側を。水量が増えて、中州は消えている。とはいえ、あんまり増水している感じでもないな。流木が一本、川岸に。
今日の藻器堀川。水前寺児童公園から、グリーンリッチホテルに向かって。
一昨日の豪雨では、一時的にかなり増水していたようだが、それが、川辺の芦に残っている。あそこまで、水が上がって、倒されたのね。
中井均・齋藤慎一『歴史家の城歩き』
- 作者: 中井均,齋藤慎一
- 出版社/メーカー: 高志書院
- 発売日: 2018/05/22
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第一部は、西日本と関東の城を、二つづつ見ていく話。兵庫県の置塩城と東京の由井城からは、山上に「町」を作る西日本の城とまとまった郭を作らず堀切と切り岸で守る関東の城の対比を描き出す。設計思想が全然違うのだな。由井城は、住むことを全然考えていない。また、攻防ともに少人数での先頭を想定している、と。
続くは、これまた東京の滝山城。由井城が、国衆クラスの詰めの城であるのに対して、滝山城は北条氏と武田氏や上杉氏の大名間戦争に対応した城。地理院地図の起伏陰影図や色別標高図で、城の形が読み取れる規模。大規模な横堀で、敵を阻止する。また、領国単位での交通や流通網の再編成、城下町の建設なども、特徴である。
馬出が、聚楽第までつながる議論も、当否はともかく興味深い。
ラストは、兵庫県に戻って、三木城攻めの陣城の紹介。少数しか中には入れない規模、飛び越えられてしまうような低い土塁で、どこまでガチで戦う気であったのかと指摘されるのが興味深い。織豊政権の陣城は、むしろ、包囲している相手を精神的に圧迫するための、見せる城である、と。また、敵方の領国の支配組織を、自分の側に作り替える際にも、技巧的な城郭建築が、力を見せつけるものであった、と。
後半は、様々な城の縄張り図を比較しながら、大きなくくりでの議論。城の成立、織田・豊臣の城、近世の城、縄張りの設計者、縄張り研究に関して、併せて6章構成。
最初は、戦国の城郭の始まり。守護の系譜を引く勢力は、平地に館を構えて、山城を持たない。在地の土豪や国人クラスが、まず、小規模な要害を構える、というのが、興味深い。戦国前期に放棄されたのが確定しているのは横地城と勝間田城の二つのみ。前者は並列的に郭が並ぶ「一揆的構造」、後者は本拠地から離れた場所にあるのが、特徴。
常陸の二重方形居館が、内部を細かく区切って、複雑な形の城に変わっていく姿が興味深い。
あとは、石垣の問題。裏込めのない石垣がメイン。石工とその石切場が近接しているところでは、石垣が築かれる。石工集団と戦国大名の距離など。戦国時代の石垣は、防御のためと言うよりは、権威を見せつけるためのものであった。軍事的に意味を持つようになるのは、高石垣の上に櫓を設置する織田信長以降であるそうな。
第二章は、その、織田・豊臣の城。信長の城も、岐阜城・小牧山城と安土城の間では、技術的な断絶があり、一括した「信長式の城」は存在しない、と。安土城は、多聞山城に見られるような大和の技術を導入した、と。
一方、豊臣の城は、規格かされて、各地で導入されている。聚楽第の縄張り、特に馬出を使った縄張りのコピーが、広島城などに見られる。また、東北では、同じような郭が併存する群郭式の城の本丸だけ石垣と虎口を導入するところから、だんだんと豊臣式の城へ変化していく、影響の深化が見られる。
徳川家康は、かなり後まで、石垣を拒んでいたという指摘も興味深い。
第三章は、近世、徳川家の城の普請の変遷。
家康の時代は、織豊系城郭の作りで、新たな「天下」への変化にともなって、城もスクラップ・アンド・ビルドされていく。家康段階の城は、秀忠、家光代に徹底的に作り替えられる。天守は、実用性から完全な飾りに。倉庫状態で、藩主が天守に登るのは、一生に1回くらいだったという。熊本城も、本丸御殿から花畑御殿へと、だんだんと下に行くからなあ。
石垣は、崩れるたびに積み直されるので、時代的変化がある。亀甲積みとか、落とし積みとか。呪術的なものや職人の遊び心を取り込んでいく。
また、秀吉時代の築城ラッシュは、瓦職人、金箔職人、漆職人などを払底させる。豊臣時代は、かなり技術が低下していた。それが、徳川時代には、技術が向上。しかし、築城が行われなくなり、余った職人は、石工が墓石など、別の分野に転用。それが、江戸時代の文化的発展に資したという。
第四章は、城の縄張りの技術者の話。というか、結局のところ、情報が少なくてよく分からない。技術者の世界が、文書や政治の世界から遠かった。口伝で伝承されて、現在はよく分からなくなっている。藤堂高虎が、縄張り技術者出身なんじゃないかという指摘が興味深い。あと、城郭技術者として抱えられた連中も、近世の間に技術を失っていき、入札担当者みたいになっていくとか。
滝山城と聚楽第の間に技術的交流の可能性があって、大名単位の地域論は成立しがたい、と。
第五、第六章は、縄張り研究と考古学、文献史学のすりあわせの問題。
杉山城問題が投げかける影は、大きいのだな。発掘された遺物と城の稼働年代が合わないという問題は、あちこちであって、それをブラックボックスにせずに、正面から向き合わなければならない。というか、これから先、縄張り図で研究者と対抗してトップを張ろうと思ったら、考古学はできないといけないのか。ある意味、アマチュアに厳しい時代だな。
著者二人の間で、意見が分かれるのも興味深い。中井氏は16世紀前半という年代観を受け入れられないようだ。
縄張りからの編年は、半世紀ほどのスパンでは可能かもしれないが、それを可能にするための知見の蓄積が不足している。資料化の志が必要、と。
しかし、世の中、架空の城をでっち上げてしまう在地研究者が居るのか…
以下、メモ:
城攻めには時間をかけています。力攻めすれば数日で終わるかもしれないのに、三木城攻めでは天正六年から八年までの二年をかけている。その間には兵の移動があったり、別方面に行かされたりするのでしょう。だけど三木城だけは完全に囲い込んで、三木勢を出さないことだけは貫徹している。陣城を二〇箇所も造って、多重土塁を造るのは、時間も金もすごくかかる。織田・豊臣は、なぜそんな城攻めをするのか。少人数でなおかつ戦死者を出さないことが、陣城戦の効果として経済力や時間の問題よりも勝っていたとしか考えられないのです。三木城は日殺し、鳥取城攻めは飢え殺しといわれるけど、城内の兵には餓死者が出ても、攻める側の織田・豊臣側にはほぼ戦死者がいない。その点こそが織田・豊臣の陣城戦ではないのかと思うのです。p.105
三木城攻めの時は、あちこちに敵を抱えているから、とにかく、損害を減らしたかったのだろうなあ。時間が味方というか。城攻めの兵力も節約できるし。
秀吉が、包囲戦をもっぱらにしたのは、なんでなんだろうなあ。まあ、絶対負けない戦いとは言えるが。
中井 元亀元年の佐和山城攻めのとき、織田信長が樋口直房という土豪と木下藤吉郎に宛てて、佐和山攻めの諸砦の道具を両人に預けるので、早々に小谷表の普請に使えと命じた史料があるのです。どうやら、織田氏の陣城には造り方のテキストがあって、陣城を造る材木や用材も最初からストックされている。城攻めが終わったら解体し、次のところに持って行く。いわばプレハブです。そうした工夫で経済的・時間的な不合理をカバーしているのではないかなと思うのです。p.115
へえ。規格化した資材がストックされていたのか。つーか、基本的に無理攻め自体が希少例なんじゃなかろうか。だいたい、付け城を造って、長い時間かけるパターンが多いように思うが。
譜代の家臣とか、どこの武家にとっても希少な資源だろうし。
中井 縄張り研究は、一六世紀後半の軍事的に突出した城に注目するから、階段状に削平された郭しかない城は、興味の範囲外に置かれて、検証されなかった。階段状の郭が配置されただけの城が何時の時代のものか、それ自体も検証されていない。p.126
そりゃ、仕方ないよねえ。みて、おおーと思わない城の縄張り図作りとか、苦行でしかないだろうし。