この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO #23 『風の吹く帝都』 - ニコニコ動画


 なんか、クンクンと食べるところとか、世界観が浮いてて、アレなんだよなあ。
 あと、帝都内の食糧配給の有様がひどすぎる。あれでは、カロリーが足りないとかいうレベルではない。飢えた人間が、食料を血眼で探してるレベルだなあ。その前の段階で暴動が起きるか、もう、ガンガン飢え死ないし体力が落ちて病気で死にまくるレベル。つーか、周囲は森なんだし、みんなで狩猟採集すべきなんじゃ…


 帝都にたどり着いたアマンダとたくや。お尋ね者の二人は、いったん、別行動で帝都に潜入する。しかし、たくやは近衛兵に見つかってしまい、追われているところを、絵里子先生に助けられる。そして、龍蔵寺=A級次元犯罪者がデラ・グラントにやって来ていることを知らされる。あとは、「事象測定器」を渡されるけど、これがキーアイテムになったりするのかねえ。


 レジスタンスのアジトにたどり着いたたくやは、政府側のスパイと間違われつつも、採掘場の仲間やアマンダと合流し、誤解を解くことに成功。レジスタンスの蜂起時期も確定する。
 蜂起前夜、アマンダと褥をともにする。
 そして、蜂起。裏門から潜入したアマンダたちは無事入場に成功したが、たくやたちの班は、扉の鍵がかかっている上に、レジスタンスを弾圧する「仮面の女」に捕捉されてしまう。仮面の女と戦うたくや。彼女はクンクンのスカーフの布地を見て動揺。その隙に斬りかかったたくやに仮面を剥ぎ取られる。で、仮面の女はユーノだったことが判明。さらに、たくやの顔を忘れているらしく、すごい顔で斬りかかってくる、というところで今回終了。次回が「デラ・グラントの真実」だから、いろいろと種明かしがあるんだろうな。

御船町恐竜博物館常設展示

 入り口手前の新トピック紹介がおもしろい。今回は、八代市域で見つかった恐竜の肋骨化石とクモヒトデの新種化石。前者は八代山地で初の恐竜化石、後者はクモヒトデの最古の出土例だそうな。




 御船層群から出土した亀の化石。ワニや亀類みたいなは虫類のほうが豊富に出ていておもしろい研究対象かもしれないな。





 いつもの恐竜大行進。そういえば、小さな恐竜ならペットとして飼えるかなあなどと、益体のないことを考えた。






 ステゴザウルス。首の下に装甲があって、上に突起があると、首を噛んで窒息させる方法が出来なくて、狩りにくそうだなあ。



 そういえば、14日はオープンラボに人がたくさん居て、クリーニングやレプリカ製作をやっていて、おもしろかった。平日には、人居ないんだよな。
 クリーニングも、保存状態が良いのはともかくとして、グズグズと崩れていくような保存状態のは、気を使いそうだ。

御船町恐竜博物館「肉食恐竜2019:ミフネリュウ発見から40年」

 今年の夏の企画展。行こう、行こうと思いつつ、結局、ここまでずれ込んでしまった。
 タイトル通り、肉食恐竜と日本で発見された恐竜化石の展示。メインは福井の恐竜博物館から借りてきた各種の全身骨格レプリカと日本各地で発掘された恐竜化石のこれまたレプリカ。もうちょっと本物が見たかったな。特に、御船層群産の化石。いや、常設展示には本物が展示してあるみたいだけど。

肉食と草食:顎と歯の秘密

 最初のコーナーは歯の出現。割と時間が経ってから出現したのだな。エラが変化したらしい、と。草食動物と肉食動物で歯の形態に違いが出る。あとは、哺乳類の複雑な歯。複雑に咬合し、食性に適応した歯。しかし、その複雑な歯のおかげで、人類は虫歯に悩まされる、と。


 モササウルスの仲間のプラテカルプスは、口の中の「翼状骨」にも歯が生えている。この写真では見難いかもしれないが、確かに口の奥に歯が生えてる。



 各種恐竜の歯。肉食恐竜はわかりやすい。草食動物もすりつぶす系と引きちぎる系があるそうな。




 角竜の骨格レプリカ。種類はチェック忘れた。




ミフネリュウ発見から40年

 日本列島内で発見された恐竜化石のレプリカ展示。しかし、40年も経つのか。私が化石採集をやってた頃は、ミフネリュウの発見例しかなかった御船層群もあちこちから出土するようになっているしなあ。九州でも、各地から発見されるようになっているけど、弱点は手取層群や篠山、むかわ町のような骨がつながった化石が出ないことだよなあ。諦めなければ、御船層群でも出てくるのかねえ。


 フクイラプトルの末節骨。



 タンバティタニスの血道弓と尾椎。



 群馬県神流町から出土したサンチュウリュウの椎骨と竜脚類の歯。



 福岡県若宮町から出土したワキノサウルスの歯。



 鹿児島県下甑島から出土した獣脚類の歯と肋骨。



 御船層群から出土した恐竜化石。足跡も出てるのか。陸成層だからこそだな。あとは、獣脚類の中足骨や末節骨、胴椎骨、歯、大腿骨、脛骨などなど。








 ミフネリュウの歯化石のレプリカ。上梅木、行ったことあるけど、恐竜が出そうにはない海成層なんだよなあ。こういうのは、見つけたいと欲望丸出しだと逃げていく。


世界の肉食恐竜

 福井県立恐竜博物館から借用した全身骨格レプリカの展示。いや、私の子供の頃には、全然出てこないような種類がぞろぞろ出てきたもんだ。ただ、骨格を見て、出来だの、種の特徴を議論できる域にはないので、「ほへー、すごい」で終わってしまうんだよなあ。
 肉食恐竜セクションには5体の骨格が展示。メガラプトル、カルノタウルス、アウカサウルス、ユタラプトル、イクチオベナトル。
 カルノタウルスの腕の退化ぶりがすごく印象的。一瞬見て、あれ、これミスしてる!?とか思ったら、これで正解らしい。ここまでなくなると、不便そうだけど。


 引いたアングル。




 メガラプトル。かっこいい。





 カルノタウルス。頭骨の造形といい、腕といい、おもしろい姿の生き物だな。





 アウカサウルス。カルノタウルスに近いのか。そういう目で見ると、確かに腕が短い。




 ユタラプトル。長い。





 イクチオベナトル。これは、全身骨格標本ではなく、部分骨格を枠に沿って配置したモノ。全身は見つかっていないのだな。




多様化する「肉食恐竜」

 こちらは、肉食から草食に戻った恐竜など。やっぱり、植物を分解できるようになるには、内臓をでかくする必要があるのだな。あるいは、鳥への進化。結局、歯がなくなっちゃうんだよねえ。


 チレサウルス。




 アラシャサウルス。しかしまあ、中国やモンゴルの恐竜研究の進展がもたらした情報の大きさよ。



 コンコラプトル。こちらは母岩の中に入った状態の再現。

御船へ

 本日は、交通センター再開記念ということで、バス料金が無料。ということで、バスに乗って御船の恐竜博物館まで遠征。無料に釣られて、いつもより乗客が多かった。昼間の時間帯に、座れない客が出るとか。それでも、交通センター方面に行くよりはマシで、行きに健軍電停ではものすごい並んでた。なんか、そういう事態になりそうだから、交通センター方面に行くのは、やめたんだよな。
 恐竜博物館を見た後は、久しぶりに御船城跡に上る。ちょうど、草刈りの直後だったらしく、非常に歩きやすかった。前は、神社のところに高校生カップルがいて、遠慮がちにしか動けなかったが、今日は無人だったので傍若無人に動き回る。
 帰りは、産交バスが時間が合わなかったので、行きと同じく熊本バスで。帰りも乗客多数。早く並んで、席を確保したけど、なかなかの混み具合だった。頭痛で、人に譲る余裕ゼロだったので、お年寄りとかが乗り込んでこなくて助かった。
 あとは、県立図書館を覗いて帰宅。


 なんか疲れたので、感想などは明日。

まちカドまぞく 第9話「期末テスト!! 今日の私は頭脳派まぞく!!」 - ニコニコ動画


 対等な関係として認められたいと、桃にテストの点数勝負を挑むシャミ子。しかし、桃は、脳筋っぽい言動とは裏腹に、理系を中心に相当成績が良い人だった。妥協して、シャミ子の得意科目で、桃の不得意科目である世界史で勝負。しかし、勉強に苦労するシャミ子。そこに、ご先祖を使ったカンニングという悪魔の誘惑が。
 最終的に、自力で勝負する道を選ぶシャミ子の良い子さが。そして、実は勉強が出来るご先祖リリスさん。桃を破り、悔しがらせる。
 まあ、結局、700回ダンベルという結果になってしまったわけだが。
 完全に内通者の杏里ちゃんが、ひどい。


 後半は、ミカンさんとデート。
 呪いの克服のために、ミカンのホラー映画鑑賞に付き合わされるシャミ子。ゾンビ側に感情移入しちゃうのが、おもしろい。そして、息を止めて、結局失神しちゃうミカンさん。あんまり意味が無いようなw
 最後は、桃と遭遇して、プチ修羅場。まあ、一人だけ蚊帳の外じゃねえ。


 途中の、新しい冷蔵庫の舞のシャミ母がかわいい。でも、入り口から入らず失意という。
 そして、ラストの小倉が怪しすぎるw


 そういえば、原作では、この危機管理フォームにかなり適応してしまっているようなw



 全盛期のシャミ先。エジプトでも、文鎮代わりに使われていたw



 今週のミカンさん。









なもり『ゆるゆり 17』

ゆるゆり (17) (百合姫コミックス)

ゆるゆり (17) (百合姫コミックス)

 ずいぶん久しぶりと思ったら、一年半ぶりなのか。
 今回、あかりがめちゃくちゃ目立ってるな。冒頭129話とか、腹がよじれるわw
 じゃんけんに負けた人がテンションを上げていくという、例によって京子の変な遊びに付き合わされる一同。連続して負けたあかりは、ものすごく変なテンションに。そして、結衣とちなつは、テンションだだ下がり。あかりいじめんなという感じもするが、ふわふわと笑顔の娘が、変な行動するとめちゃくちゃ印象的だなw
 あとは、134話の眠る直前のちなつとあかりの会話。寝ぼけたセリフが。「あかりはいつでも地獄から蘇り暗黒に沈みし世界に響き渡るソイヤッサ…」ってw
 136話の居眠りリレーは、あかりらしいほのぼのなお話し。綾乃とあかりが、公園のベンチで交互に居眠りしちゃうお話し。かわいらしい。


 130話はきのこたけのこの根深い対立。結衣さんはキノコ強硬派かw
 133話の「ラブレター」を巡る櫻子と向日葵のすったもんだ、第三者が入ることで、なかなかおもしろいことに。このカップル、本当に微笑ましいなあ。ツンデレ同士というか。
 138話は、結衣と櫻子の姉の意外な接点。

伊藤いづも『まちカドまぞく 4』

まちカドまぞく (4) (まんがタイムKRコミックス)

まちカドまぞく (4) (まんがタイムKRコミックス)

 ここらあたりから、シャミ子の成長が見えてくる感じ。つーか、夢の中限定とは言え、なんとかの杖で神器を再現しちゃうあたり、とんでもないことになってるなあ。
 あと、伏線が見事に重なって、形をなすあたりが、気持ちいい。


 前の巻から続いて、夏休み。
 強制お休みで夏祭りに出歩いたり、夏休みの宿題を片付けたり。宿題をしようとしない桃に宿題をさせるため、動物園のふれあいと手作り弁当で釣るシャミ子。しかし、お弁当のアドバイスを受けに行ったあすらで、余計な連中がついてきて。「違法なサービス勉強」が笑う。しかし、夏休みに山ほど宿題を出すの、休みの価値を損なっている感はあるなあ。
 結局、あすらのマスターとリコがついてきて、動物園デートが台無しに。おめかししていたり、桃が本当にたのしみにしていたのだなあという感じが。

 で、お邪魔されて、シャミ子のお弁当を味わえなかったという負の感情が、桃の制御不能の闇堕ちを引き起こす。恥ずかしがる桃が可愛い。ヘタったコアを回復するための、山のなかの霊泉に行くことに。ここで、いろいろなアイテムをゲット。これが、後に重要な役割と果たすとは。


 後半は、ミカンの呪い解決編。
 転校してきたミカンは、学校になじもうと体育祭委員に加わる。楽しそうに活動していたけど、事故から呪いが発動。作りかけの体育祭の看板を壊してしまう。落ち込んだミカンが帰ろうとしていたところで、呪いを根治するべく、シャミ子と桃はミカンの深層意識に挑む。
 巨大泡立て器「天沼矛」を作り出して、混沌を固めて、ウガルルをミカンの魂から分離。ウガルルは、ミカンに迷惑をかけていたことを知り、消滅しかけるも、急遽材料を集めて、ウガルルの再召喚に成功する。
 あすらの店長にリコさん、山の泉に行ったときに採取した材料、学校の友人、小倉さんの知識。シャミ子とミカンが動かせる人脈と資材を使っての、ウガルル再召喚が熱い。


 杏里ちゃんとシャミ子の出会いがおもしろい。あと、ノリの良さとかw