2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「空前のチベットブーム:村上大輔:青蔵鉄道がもたらした矛盾」『熊日新聞』2007.10.7、

昨年10月の記事だが、今読むと示唆的というかなんというか。 青蔵鉄道の開通とチベット観光のブームによってチベット人の生活も変化を強いられていたことを指摘。現世利益的な護法神の流行や物価の上昇、漢民族に対する反発など。

「タクシー規制緩和:客を争奪増える事故:地方都市で傾向顕著長く乗務注意力鈍る」『朝日新聞』2007.10.10、31面

02年の規制緩和以降、福岡や宮城など地方都市で、「実車率」(走行距離に占める客を乗せて走った割合)が低下するのに並行して、事故が増えているとのこと。運賃の値上げが行なわれているけど、新規参入や増車の規制をするべきでは。むしろ、値上げは業者に…

「自転車と共存の街へ:熊本市中心部:駐輪場不足、深刻な放置…現状は問題山積み」『熊日新聞』2007.10.8、14面

確かに自転車にとってあまり快適な環境とはいえないのが熊本市。特に東部の台地は急な坂がきつい。 熊本市中心部では駐輪場が徐々に整備され、93年の1500台から03年には3700台に増えているが、放置自転車の数はここ数年横ばい。これはきついな。ただ、駐輪場…

図書館の本、全部返し終わったー 次は積読の制圧だ。

佐藤弘幸『西欧低地諸邦毛織物工業史:技術革新と品質管理の経済史』

西欧低地諸邦毛織物工業史―技術革新と品質管理の経済史作者: 佐藤弘幸出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2007/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 返却期限がすぎているので、大慌てで流し読み。 なんと驚きの書き下ろし(失礼)。…

「日本の近代化周縁から考察:新著「ヤクザと日本」宮崎学さん」『熊日新聞』2008.3.16

「日本の近代は終わった」と宮崎さんは考えている。どういうことだろうか。「近代化とは共同体を壊す過程。会社、労働組合、町内会、そして共同体の最小単位である家族も壊し、近代化は終了した」 まあ確かにそんな感じか。むしろ「近代」をおっぱじめたヨー…

「日航、「カイゼン」に挑戦:コスト削減へトヨタに学ぶ」『朝日新聞』2007.10.8、7面

どうでもいいけど、現場から信用されていない組織で「カイゼン」は機能するのかね。郵便でもそうだけど。 6月、専門家のアドバイスに従って作業のビデオ撮りをした。1時間の作業のうち、実際に作業している時間をビデオ上で計ってみて驚いた。40分近くが、準…

「拡大!?遺伝子組み換え菜種:熊本など11府県に」『熊日新聞』2007.10.5、夕刊2面

モンサント社やバイエル社などの遺伝子組み換え菜種が全国11府県で自生していることが、生協などの調査で分かったそうな。こうやって拡散していくと「遺伝子汚染」が心配。白菜・かぶ・高菜などとも交雑する恐れがあるそうな。 熊本県内での発見地は八代市の…

「八丁馬場の魅力掘り起こせ!!:住民の視点で課題など整理」『熊日新聞』2007.9.23、18面

「東部地区まちづくり支援グループ」による健軍神社参道周辺の魅力を整理する研究会の記事。 熊大の支援のもと、GISで八丁馬場周辺の見所を情報発信するなどの活動を予定しているそうだ。健軍神社周辺を歩いてポイントを探し出し、写真撮影、地図上に整理し…

「米国発の社会現象「ニューエイジ」:警戒強めるバチカン:報告書邦訳」『朝日新聞』2007.10.9、17面

アメリカのニューエイジ運動に関する調査報告書が日本語訳されたことに関連した記事。バチカンはニューエイジが教会を蚕食するものとして警戒しているようだ。 宗教に本当に必要な要素は洗練されや教理ではなく、胡散臭い要素、ファナティックさや、神秘主義…

「危険な病原体研究2つの施設:動かぬまま20年:地元「不安」、さびつく装置」『朝日新聞』2008.3.14、22面

日本国内のBSL(バイオ・セーフティー・レベル)4施設が、建設されたが稼動しないまま20年放置されたままの状態であることをレポート。東京都村山市の国立感染症研究所村山庁舎と茨城県つくば市の理化学研究所の二箇所が存在するが、地元の反発・協定などで…

木質ペレット

昨日、新聞切抜きのメモをアップしてから気づいたけど、「木質ペレット」ってキーワードが登録されているのな。→http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cc%da%bc%c1%a5%da%a5%ec%a5%c3%a5%c8 新連載・松田雅央の時事日想:家庭用燃料は灯油から木へ――ドイツで木質…

中岡哲郎『日本近代技術の形成』

日本近代技術の形成―“伝統”と“近代”のダイナミクス (朝日選書)作者: 中岡哲郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (12件) を見る 読むのに時間をかけすぎたので、どうも内容が頭に…

「捨てられる木くずを資源に:注目集まる木質エネルギー」『熊日新聞』2008.3.17、5面

08年の3/11に八代で行なわれた「木質バイオマスフォーラム」の記事。 木屑類の年間排出量3120万トンのうち4割が未活用。粉砕し、圧縮したペレットにすることで1キロあたりの発熱量4000-4500キロカロリー、普通の木屑の5倍、重油の半分の熱量が発生でき、また…

「北九州市・支援センター調査:ホームレス背景に知的障害:入所者3割超療育手帖」『朝日新聞』2008.3.14、31面

日本の福祉の貧困。50-60代が8割というから、この時代にまともな支援を受けられなかった人が多いということか。しかし、いままでまったく視野の外だったというのがすごいな。 関連: 『隠れた知的障害』という問題

「コンゴで木製二輪車急増:野菜や木材運搬に活躍」『熊日新聞』2008.3.12、4面

コンゴ(旧ザイール)東部のゴマで、自転車やバイクの代用品として、木製の二輪車「チュクド」が普及しているらしい。その地域の社会に適応した「適正技術」として面白いかも。 1970年代にはやりだし、ここ数年急増。コンゴ紛争終結にともなう復興特需による…

「お宝発見:柳田文庫(成城大)」『朝日新聞』2008.3.10、21面

→asahi.com:柳田文庫 成城大 - お宝発見 - 大学 - 教育 成城大学所蔵の柳田国男の旧蔵書の紹介。 「採集手帖」が興味深い。柳田門下の人々が1934年から52年まで、各地で調査した記録。196冊。 こういうのをデータベース化して、土地や年代で検索できるよう…

シューレス・ジョー・スティグリッツ:頂点に立つ叛乱児

cruel.org かなり前に訳しかけていたのが出てきたので、今更ながら公開。でも 10 年近く前のものとはいえ、この記事には、いまの日本にも示唆的な部分がある。 IMF は大不景気に直面した国に対し、金利を上げろとか、財政支出を抑えろとか、アメリカが同じ状…

メモ

日韓トンネルと麻生太郎氏 へえ… ちゃんと政治家を選ばないと子供が守れない時代 子供のいない俺は勝ち組。 美樹本晴彦氏の絵柄への意識 日本有利の環境技術も国内では評価半減、これじゃあ戦えない 残虐なコンテンツを子どもにみせるべきか

パフォーマンスアートとしての「装甲車付き聖火リレー」

essa.hatenablog.com 国別対抗聖火妨害大会と化しているのが笑える。 パリっ子が金メダルのすぐそばにいるが、ヤンキーがどう根性を見せるか。 日本では制圧されてしまうのだろうな…

稲田朋美衆院議員

nessko.hatenadiary.jp いやはや… みっともない。 しかしこういう人たちを見てるといつも不思議なのだが、実際に文化財の保護活動や文化への助成の類を積極的にやってたり、発言している人間が少ない。 アベシや森あたりが、その辺りに積極的に発言する様子…

路面電車図譜@熊本市

kumamototram.hatenablog.com 熊本の市電の写真。 最近はラッピング広告で、ころころ外観が変るから、こうやって残っているとうれしい。 東部がホームベースの様子。

日本は1000年以上若者の非行に寛容な社会だった

http://kousyoublog.jp/?eid=1619 「若者の非行」ではなく、これらは自力救済との関連で読むべき。 そもそも前近代の社会は自力救済の社会だから、その手の暴力は若者に限らず手を染めている。単に年長者には立場があっただけ。ある意味、必要悪として、羽目…

歴史修正主義関連メモ

うんざりするほど卑怯者→歴史修正主義とは安易な歴史改変への欲望である 申し訳ないけど、よく分からん。 修正主義に対抗するのにはコストがかかるというのは同意。あと、それについて勉強すること自体に結構コストがかかるのも問題かと。まともに当該事象に…

トラック写真集

http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Pit/1857/働く車かっこいいよ働く車。という訳でメモ。 こういう業務用車両って、独特の魅力があるな。

東京都江東区パナマ運河関連

トラックバックなどであちこち彷徨ったメモ。 客体のマッピング、主体のマッピング 灰エースさんに聞く:「ダムだから悪いという書き方はおかしい」 東京都江東区パナマ運河 Future Description ‐何かからはみ出した、もうひとつの風景 横浜の都市・建築関係…

お台場にある本気の港

portal.nifty.com すっかり街と縁遠くなった港の風景。

鉄道?バス?DMV阿蘇を走る

mekago.cocolog-nifty.com 南阿蘇鉄道でのデュアルモードビークル(DMV)のテスト走行のレポート。乗りたかったけど、日中は体が動かないから諦めたんだよな… こういう観光バス的運用もありなのかな。

「診療所への格下げも:総務省の有識者懇談会:公立病院経営改革で素案」『熊日新聞』2007.10.30、5面

基本的には、公立病院つぶしなんだろうけど… 後で調べよう。基本的には医療費増加しかないと思うけど。 「経営感覚の優れた人材を外部などから登用する」って、経営感覚に優れた人は公立病院に寄り付いたりしないと思う。

「けいざい一話:蔵元の味連帯で守れ:JFLA傘下で再生」『朝日新聞』2007.10.29、8面

ジャパン・フード&リカー・アライアンスについての記事。小規模な酒蔵や醤油蔵を、人員や味などを維持したまま再生しようとしている。「盛田」と「マルキン忠勇」による持ち株会社。 設備の融通や人員の移動によって繁閑をならし有効活用するなど。地域のし…