2010-09-23から1日間の記事一覧

「次の勤務までに一定の休息義務:「インターバル規制」導入の動き」『朝日新聞』10/6/2

仕事が終わってから次の勤務に就くまでに一定時間の休息を義務付けるものだそうな。EUでは、最低11時間の休息を労働者に保障することになっている。日本でも積極的に導入する必要があると思う。 『勤務間インターバル規制』制度 勤務間インターバル制度 そう…

「戦争遺跡後世に:市民グループ荒尾二造火薬庫跡を調査」『熊日新聞』10/5/27

地域の戦争遺跡を後世に伝える活動をしている市民グループが26日、荒尾市にあった火薬工場・東京第二造兵廠荒尾製造所(荒尾二造)の火薬庫跡を調査した。火薬庫の構造や規模を図面として残すことで「戦時中の荒尾で、石炭がどのように利用されていたかを知…

「米国化」する政治学に異議唱える 菅原琢・東大准教授

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005060126.html 少々前の記事だが。 このトピックでの中核的な論点は、若手は競争を強いられるようになっているのに、年長者は競争を回避して既得権益に胡坐をかいているという問題。実際、日本の「改革」…

「オピニオン異議あり:地域主権?覚悟はあるのですか:分権にずっと懐疑的だった放送大学長 石弘光さん(73)」『朝日新聞』10/4/10

――ようやく地方分権が進みそうです。 「いや、僕は懐疑的です。戦後の流れをずーっと見て下さい。この問題はね、たえずアドバルーンが上げられ、スローガンが掲げられてきたんですよ。占領下の1949年にアメリカからシャウプ税制使節団が来た。彼らの勧告は税…

「どうなるクロマグロ漁:国際取引禁止案否決されるも… 南仏の漁師、将来不安視」『熊日新聞』10/4/6

先日否決されたワシントン条約のクロマグロ取引禁止案に関して。ちょっと気になることが書いてあったのでメモ。 「クロマグロは絶滅の危機にひんしているわけではない。(巻き網漁、蓄養など)漁業の産業化の第一の犠牲者であり、産業化批判の象徴なのだ」。…

「77年基準 棄却のための隠れみの:策定関与の井形氏から異論」『朝日新聞』10/7/26

御用学者と役人が仲間割れを始めましたよと… 関連:井形氏によるPlenary Lecture I.に対する抗議

「隠された水俣病 1-5」『朝日新聞』09/10/30-11/4

さまざまな形で、分断・排除されてきた患者たちの状況を描く。第一回が魚介の流通による拡散、第二回が天草地域の被害、第三回が69年以降の時期による排除、第四回が被害者の移動、第五回がチッソ従業員の被害者について。様々な要因で、排除されてしまって…

「識者評論「水俣病訴訟和解」:岡山大津田敏秀教授:現在も続く違法状態 行政は患者の調査を」『熊日新聞』10/4/6

水俣病に関して患者の調査をしないことは、実は明確な法律違反である。食品衛生法第58条(旧法第27条)は食中毒事件が起きたら「保健所長は(中略)調査しなければならない」「保健所長は(同)都道府県知事等に報告しなければならない」「都道府県知事等は…