国際

ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか - 根本敬 - 東南アジア近現代史 SYNODOS -シノドス-

synodos.jp うわー、仏教徒とムスリムの対立には、日本も絡んでいたのか。第2次世界大戦中、日本が仏教徒の一部を武装化、それに対し、イギリスはベンガルのムスリムを武装化させて対抗。それが、血で血を洗う宗教戦争に発展って。 アラカン王国時代のムスリ…

「疑惑の選挙」の顛末――2016年のガボン大統領選を振り返る / 松浦直毅 / 人類学・アフリカ地域研究 | SYNODOS -シノドス-

synodos.jp 不正疑惑で荒れた2016年ガボン大統領選挙の背景の紹介。 突出した有力な民族がいない。さらに、石油・マンガン・木材などの天然資源輸出で豊かな収入を得られること。非主流の民族の大統領が、有力な民族を懐柔するべく、天然資源の利権をばら撒…

タイ・プーミポン国王の崩御とこれから――問われる皇太子のメディア戦略 / 櫻田智恵 / タイ研究、歴史学 | SYNODOS -シノドス-

synodos.jp プミポン国王と皇太子の役割分担。国王が、地方行幸を行い、地域住民と親しく交流する一方、皇太子は首都での儀式や謁見、軍隊への慰問などを「国王の名代」として行っていた。 国王に関しては強力なメディア拡散が行なわれた一方で、メディアが…

移民と地元民をつなぐ作物――ガーナにおけるカカオ生産とコーラナッツ交易 / 桐越仁美 / アフリカ地域研究 | SYNODOS -シノドス-

synodos.jp ガーナにおいて、コーラナッツとカカオは、相補関係にあると。 そもそも、西アフリカのサバンナ地域で嗜好品として好まれてきたコーラナッツ。その農具などの生産基盤が、先進国で需要を伸ばしたカカオの生産に転用されている。また、コーラナッ…

シャーマニズムという名の感染病――グローバル化が進むモンゴルで起きている異変から - 島村一平 - 文化人類学 SYNODOS -シノドス-

synodos.jp 急激に「シャーマン」が増加していて、モンゴルの人々自身が戸惑っていると。 もともと、モンゴルはチベット仏教がメインで、シャーマニズムはブリヤート人などマイノリティの宗教だった。ブリヤート人は、ソ連時代の大粛清によって失われたアイ…

大規模農場の建設ラッシュと牧畜民のくらし――エチオピアにおけるランド・グラブの現在 - 佐川徹 - 人類学 SYNODOS -シノドス-

synodos.jp 登記システムの不備を突いて、今まで用益してきた地元の住民から土地を奪う動きが進行している。日本がODA事業として行っているプロサバンナ計画も、ランド・グラブという批判を受けているそうな。 南米あたりで、先住民の土地を奪った行為が、ア…

息子を性奴隷にされた親たちの苦悩、アフガンの「バチャ・バジ」 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

www.afpbb.com こういうの見ると、アフガニスタンでタリバンが根強く影響力を保持するのも、納得できるわな。 南アジアの性暴力、エグすぎ。

親ロシア派軍事部門トップ、車に仕掛けられた爆弾で死亡 ウクライナ東部 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

www.afpbb.com これさー、ロシアが、邪魔になった戦争屋を始末した事件だろう。 ウクライナに、ある程度護衛がついた要人を殺害する能力があるとは思えない。つーか、この種の暗殺は、ロシア諜報機関の得意技だしな。

「メキシコ国境に壁」はどれだけ現実的なのか | The New York Times | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

toyokeizai.net まあ、もっとマシな投資先はいくらでもあるよなあ… 関税とか、送金に対する課税とか、財源はいろいろ考えられるけど、実現にはいろいろと問題があると。関税にしても、最終的には負担するのは米国民だし、いろいろな国際協定に違反すると。 …

トランプ閣僚が「日韓訪問」を最優先した理由 | トランプ大統領誕生の衝撃 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

toyokeizai.net トランプ政権内で主導権争いが起きて、政策が一貫しない。ということは、閣僚や大統領自身との会談の内容が、その後も継続される保証がないってことだよなあ。めんどくさい話だ。 安倍首相とトランプの「蜜月」といっても、今後、どういう展…

スティーブン・バノンの愛読書 : 地政学を英国で学んだ

geopoli.exblog.jp なんか、トランプ政権って、怪しげな人間の掃き溜めだな。 なんか終末論的な歴史観だなあ。で、こういうのを信じ込んだ人間が、本の状況を本物にするために、いろいろとぶっ壊して回ると。怖すぎる。 そもそも、「危機」というのは、同じ…

トランプ大統領、ケベック銃乱射事件に沈黙を貫く。アメリカのイスラム教徒に動揺が広がる

www.huffingtonpost.jp なんか、明らかに、今後は白人至上主義者のヘイトクライム・テロが頻発しそうな気配だな。そもそも、白人の反連邦テロの伝統は結構深いものがあるし、実績として、1995年のオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件や911直後の炭疽菌事件…

身もふたもなくいえば、ヒトラーそっくりです:日経ビジネスオンライン

business.nikkeibp.co.jp 経済成長と保護主義は矛盾する。ブロック化は、市場を限定してしまい、逆に良くないと。金融とか、情報技術関係は、特に世界中から資金を集めているだけに、ブロック化して、追い出されたら、ダメージ大きそうだけどな。 「米国第一…

アメリカ情勢メモ

とりあえず、「記事一覧」にトランプの名前を出ないようにしたい、今日この頃。 結局、アメリカでも「ビジネス経験」とか、「民間では」とか言う奴はダメなんだな。個人企業では、サイコパスがお山の大将を気取れても、政治という場では様々なブレーキがある…

貿易戦争より怖い「一帯一路」の未来 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

www.newsweekjapan.jp 貸し倒れリスク。無理な事業拡大を行っていると。それで、ゼニを失ってくれる分には、日本には有利な話なんじゃなかろうか。なんか、古典的な「帝国主義」っぽいなあ。借金を返せなくなったら、軍隊を送り込むみたいな、プリミティブさ…

フィリピンに対するロシアの軍事協力の提案−21世紀版「海のグレートゲーム」(六辻彰二) - 個人 - Yahoo!ニュース

bylines.news.yahoo.co.jp あちこち、手を出し始めたなあ。 中国に飲み込まれないようにするために、現在優位な軍事力を利用する。トランプの出方をうかがうという目的か。

「反米」で絶大な支持を集めたプーチンに襲いかかる「あるジレンマ」(廣瀬 陽子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

gendai.ismedia.jp うーむ、ロシアにとっては、国際情勢は改善傾向と。まあ、手を広げすぎて自滅というのが、一番望ましい展開だと思うが。 結局、外敵の存在を強調して、結束を訴えて、求心力を維持していると。ここで、デタントが起きれば、逆に、プーチン…

国際関係記事メモ

[国際]トランプ政権は中国から工場と労働者を奪い返せない|China Report 中国は今|ダイヤモンド・オンライン 無理だろうなあ。何十年も投資を怠ってきた以上、人員もサプライチェーンも一から再構築同然なわけだし。ラストベルトの白人を見ていると、アレ…

トランプ大統領報道官が初会見で嘘→大統領顧問「嘘じゃない。オルタナ・ファクトだ」→Twitter炎上

www.buzzfeed.com なんかなあ。もう、最初からダメだろう… 「代替現実」と書くと、ものすごいSF感が。 しかし、日本なんかは、もうとっくにポスト・トゥルースとか、オルタナ・ファクトの時代って来ているよねえ。原発の安全神話なんか、まさにそのもので。…

歴史的魚拓。アメリカ連邦政府のウェブとデータをバックアップせよ。(矢崎裕一) - 個人 - Yahoo!ニュース

bylines.news.yahoo.co.jp 「オルタナ・ファクト」の時代が着実に現実化しつつあると。自己の意見に不都合な情報を削除することで、「なかったこと」にしようとしている。キモすぎる。 こうした動きがはじまっていたところ、実際に、環境保護庁(EPA)の政権…

トランプ合衆国大統領が、全米芸術基金と全米人文科学基金を廃止する意向: la dolce vita

dorianjesus.cocolog-nifty.com あーあー なんか、こういう文化芸術に敵対的な政治勢力多いよなあ。日本でも。ブコメの「アメリカ版文化大革命」というのが、なるほどと。 人文系とか、地球科学とか、容赦なく研究費が削減されそうだなあ。ジョイデス・レゾ…

トランプ大統領の誕生が示す歴史的な意味としての「先進国の開発途上国化」(六辻彰二) - 個人 - Yahoo!ニュース

bylines.news.yahoo.co.jp ヨーロッパ諸国が長い時間をかけて「国民」という単位を形成したのに対し、発展途上国ではその蓄積が欠如している。その無理が、欧米に逆流と。 移民が人口の何割かを占めるようになり、経済活動も国家の枠組みを超えるようになっ…

違いを超えて報道の自由を守る〜トランプ氏に非難されたCNNをFOXが擁護(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース

bylines.news.yahoo.co.jp アメリカでは、「ジャーナリズム」という社会集団がしっかりと形成されているということだよなあ。一方で、トランプのやり口を支持する固い集団がいるわけで。この記事にコメントしている連中のように。 しかし、「あの」FOXがとい…

レックス・ティラーソン次期国務長官がもたらしうる暗い世界: 極東ブログ

レックス・ティラーソン次期国務長官がもたらしうる暗い世界: 極東ブログ エネルギーの北極方面へのシフト。そして、中東からのアメリカの撤退か。そうなると、ペルシャ湾岸へのエネルギーの依存が大きい東アジア勢が割を喰いそうな感じだな。いくらなんでも…

ナショナルジオグラフィック記事メモ

[地学]新種恐竜「泥の竜」、ダイナマイトで発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト なんか、中国って、いろいろ出てくるもんだな。アメリカ大陸と違って研究が進んでない上に、開発で掘り返されるから化石ラッシュと。 繁栄し、多様化する、オビラプ…

対IS「モスル奪還作戦」情報・分析総合まとめ - Togetterまとめ

togetter.com 確かに、モスルをISから奪還しても、それでイラクの混迷が何とかなるかというと微妙ではある。それでも、ISを野放しにしておくわけにもいかないのではなかろうか。 IS側は市民も巻き込んだ、市街戦をしかけてくるだろうし、なにが起こるか、人…

タイ国王崩御でタイ・プレミアリーグ今季全試合の打ち切りを決定…タイサッカー協会が発表 ドメサカブログ

blog.domesoccer.jp タイ国民に愛されたプミポン国王の凄さが伝わるエピソード「一瞬でクーデターを収め、街のあちこちに肖像画が飾られている」 - Togetterまとめ なんかなあ。ここまでくると、「プミポン国王が敬愛されていた」とか言う美談では済まないよ…

『中共壮大之謎』(中国共産党が強大化した謎)――歴史を捏造しているのは誰か? 遠藤誉 コラム ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

www.newsweekjapan.jp なんか、「情報戦」に結びつけるのは筋が悪くないか。 中国共産党が、歴史を歪曲しているのは、よく知られていることだろう。中国人避けの「天安門」とか。中国共産党と同レベルに落ちてどうするよ。 それは「過去」のことだが、現在と…

ハーグ判決が高めたアジアの戦争危機  WEDGE Infinity(ウェッジ)

wedge.ismedia.jp 海外のコラムの翻訳と解説。いや、この判決がなくても、中国は前進を続けただろうから、変わらないんじゃなかろうか。どこかで、レッドラインにぶつかっていた。むしろ、国際法上、中国の主張には正当性がないとコンセンサスが得られたこと…

トルコ軍侵攻はシリア内戦の構図をどう変えるか:池内恵 | 中東―危機の震源を読む | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

www.fsight.jp シリアの火薬庫化がさらに進んだな… なんか、トルコとISって、裏でつながっていそう。 トルコにとって、クルド人の自治回廊が出現するのを阻止するのが最優先課題と。「ユーフラテス川以西」への展開がレッドラインだった。アレッポからトルコ…