負傷者取材拒否を指示:イラク政府首都の病院に

11月17日付けの熊日新聞に掲載された記事。【バグダッド16日共同】とあるから共同通信社が配信した記事だろう。
ネット上では見当たらないので、一部を転載。

イラク暫定政府の保健省が米軍、イラク部隊による中部ファルージャ制圧作戦で負傷した一般市民が搬送されたバグダッド市内の病院に対して、報道陣の取材を一切拒否するよう指示していることが十六日、明らかになった。… 暫定政府は十三日、同市郊外のファルージャ総合病院から「けが人多数」をバグダッドの病院に移送したと発表。この後、中東の衛星テレビ、アルアラビーヤが同市アダミヤ地区のノウマン病院に運ばれた負傷者のうち、米軍などの攻撃で片足を失った少年の映像を放映した。保健省は同病院の警備担当者らを三日間の減給にする一方、報道陣の取材に一切応じないよう指示した。

まだテレビ取材を拒否するのはわかる。しかし、民間人死傷者の情報を一切開示しない姿勢は、憶測を呼ぶだけではないか。私も民間人を巻き添えにした戦闘が行われたと考えているわけだが。