ネットに潜む危険を回避するには--「まず、顔をあわせて話そう」(カトゆー家断絶さんから)

ACCSの発言は5割引くらいの信用度だが、ここではだいたいまともなこと言っているようだ。
全体の趣旨とは関係ないが、下の言葉には実感がこもっているだろうな。

インターネットは、一旦情報が流れたら、もはや回収はできない。便利だが危険性ももっている

また、久保田氏は「携帯電話を憎んでいるのか」と言われたことがあるそうで、以下のような段落がある。

久保田氏は以前の講演後「携帯電話を憎んでいるのか」と言われたことがあるという。しかし「敵視しているわけではない。技術を否定しているのでもない。障害をもっていたり、引きこもりだったりした場合など、電子メールがより効果をもつこともある」(同)と、携帯電話や電子メールの効用も認めている。ただ「それは例外的であり、そういう特殊なことを一般化するのはおかしい」と主張している。

携帯電話を介したコミュニケーションが理解できないというか、信用していないというか、忌避感があると言うか、そんなところがあるのではないだろうか。私は、20代半ばとしてはもはやまれな携帯を持たない人種だけに、その気分は分かるような気がする。
しかし、携帯によるコミュニケーションが一般化した現在、それに堤防で対抗するような真似をしても、あまり意味が無いのではないかと思う。