震災から10年、人口や住宅は回復 財政悪化は残る

さらに地域差もある。全体では回復した神戸市の人口も、西区では震災前を2割上回ったのに対し、大規模な火災に見舞われた長田区では逆に2割減ったままだ。同区の中でも、被災率が9割を超えた御菅東地区では震災前の4割程度の人口にとどまっている。

神戸市内に限れば、被災地から被害が少なかった地域への人口移動が起きたということか。
地域のコミュニティは崩壊したまま、住民は戻らずでは、被害から回復したことにはならないのでは…