http://www9.ocn.ne.jp/~eco.c.s/jishin/bousai/1jishin-10knowledges.html地震の時の心得の類では、常に「車を止めて、鍵をつけたまま徒歩で避難しろ」と指示しているし、なんでその必要性があるのかも分かる。
しかし、この指示を実行に移す人間は、ほとんどいないのではないだろうか。
車はそれなりに高価な上に、被災地から脱出するのに便利だし、昨年の中越地震が示すように簡易シェルターにもなる。停電の時でも、燃料が続く限りラジオ・灯り・冷暖房などを供給してくれる頼もしい機械だ。
緊急車両の交通の邪魔になる、可燃物を大量に積んでいてよく燃える、渋滞で支援物資の搬入を妨げるなどなどなど、山ほど問題を引き起こす自動車だが、被災者にとってはあれば相当役立つものでもある。
単純に自動車を捨てろではない、もう少し利便性を考慮した心得はできないものだろうか。
まあ、あれば誰か提案しているのだろうけど…
