川上稔はライトノベル作家なのにライトノベルを読まない(RinRin王国さんから)

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6年前の話だそうだが、すごいな…

以前友人にライトノベルを20冊ほどピックアップしてもらって読んだのが最後だそうだ。
とりあえず彼は読んでいた活字本に擬音が出てきた時点で本を閉じてしまう。
閉じたが最後、読み直す事無く捨ててしまう。
文章を解釈することによって生まれる『自分の想像』の中に 擬音が出てくることによって『自分以外の想像』が介入してしまうからだそうだ。

このあたりのこだわりは興味深い。
ここで投稿者は、

やっぱり『文章羅列の中に絵が突如絵が登場する』という形式の方が異端なんだろう。

と言うが、本の歴史を考えると、挿絵つきの本の歴史は非常に長いことを忘れてはならないのでは。
ちょっと思いつくだけでも、中世の修道院の写本、近世の民衆本、19世紀の絵入りの本など。挿絵の意味はそれぞれに違うのだろうが。
現在の状況は違うらしい。これこれ(情報元:モノグラフさん)