Outbreak of Angola Virus Under Control

http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=541&ncid=541&e=2&u=/ap/20050424/ap_on_he_me/un_angola_deadly_virusアンゴラマールブルク流行は峠を越したとのこと。新しい患者の発生が週あたり35人から15人まで低下。
まだ、流行が収まったわけではないと但し書きが付くが。
ここでも流行に埋葬習慣が関わったようだ。埋葬時に多くの人が接触することによって感染が拡大したそうで、このあたりエボラ出血熱の感染拡大と構造はいっしょ。
興味深いのが、対策チームの対する地元住民の不信感。石を投げたり、隠れて埋葬するなどの行為が多かったとか、プラスチックカーテンで隔離室を作ったところ、患者を殺しているのではないかと疑って見にきたという話。
『カミング・プレイグ』や『崩壊の予兆』でも述べられているような、アフリカの人々の世界観と科学の間には、そうとう深い谷があるようだ。