ハリケーン復旧の不手際は緊急事態管理庁の人材難?

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050909i313.htm

9日の米紙ワシントンポスト(電子版)によると、ブラウン長官を含むFEMAの最高幹部8人中5人は、災害対応の経験が全くないままポストに就いた。長官は元来、競馬関係団体の理事で、2000年大統領選でブッシュ選対の責任者の1人だったFEMA前長官のツテで、後任に就任。首席補佐官はテレビ記者、次席補佐官は大統領選の遊説担当だった。

……唖然。
完全な論功人事。ちゃんとした人間をつけろよ。
このあたりのブッシュ政権のでたらめさ。国家を私物化しているとしか言いようがない。

一方で、FEMAが03年に国土安全省の下部組織に格下げされた後、ハリケーンの専門家や、米同時テロの対応なども経験したベテラン職員が、続々と退職。自然災害関連や地域担当部門の大半で、責任者不在の状態が続いている。

完全に機能麻痺状態だな。