網野善彦『中世的世界とは何だろうか』読了


こちらは始めて読み通した。
本書は、1996年に出版された本で、86〜89年に週刊朝日百科「日本の歴史」に書かれた文章を集めたもの。刊行当時は、あまり面白くなかったので挫折した。
網野善彦の80年代以前の文章は、正直、あまり面白く感じない。90年代に入ってから書かれたものの方が面白いし、しっくり来る。時国家の調査が大きな意味を持つのだろう。