あざの耕平『BLACK BLOOD BROTHERS s2』読了

BLACK BLOOD BROTHERS S〈2〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (富士見ファンタジア文庫)

短編集の第一巻は本編との雰囲気の差が大きくていまいちだったが、この巻は、その辺が改善されて面白かった。
収録された短編はバラエティに富んでいて楽しく読めた。吸血鬼もの定番の血の話（微エロ）の第六話や、ゲームで切れるセイが出てくる第五話がお気に入り。

しかし、ブラックブラッドブラザーズアニメ化と聞いて激しく不安なのですが…
このシリーズは、大のお気に入りだけに、アニメ化とともに大失速なんて事態は避けて欲しい。
近いところでは「まぶらほ」ほはじめ、前科がいくらでもあるから、富士見書房には。
どうも、ファンタジアの編集部は、メディアワークスと比べて、層が薄いというか、サポートする実力が劣るというか、そんな感じがする。