安倍政権に関する文章2本

未熟な安倍内閣が許した危険な官僚暴走の時代セキュリティホールmemoさんから)
安倍首相の人を見る眼の話。
準備不足で手駒が足りないのか、決定的に人を見る鑑識眼が欠けているのか。

自分が経験不足であればあるだけ、当然、要所要所にそれを補うだけのベテランないし実力派の人材が配されなければならないのに、安倍首相は自分が位負けしてしまうことを恐れたのか、自分と同程度の人材をならべて内閣を作ってしまった。

自分に直接官僚を支配する能力がなくても、そのような能力を持つ男を自分の部下として意のままに使うことができれば、それでも総理大臣を立派に務めることができるのだが、実際、歴代の総理大臣で、官僚と直接対決して理屈で相手をねじふせられるだけの知力を持った総理大臣は滅多にいなかったが、それでも部下に適切な人を選べるだけの能力があれば、人を使うことで総理大臣職は務まるのである。

拝啓FT様 サービス業の生産性について
こちらは経済政策に関して。個人的には労働生産性なんぞ糞喰らえと思っているけどね。
いや、経済学というディシプリンを信用できないと言うべきか。
この文章での「リベラル」の意味するところが良く分からない。この場合、「経済的自由主義者」と解釈していいのだろうか。あと、アメリカの上流階級にも、仲間内クラブ的性格はけっこう強くあると思うけどね。外面的にはどうあれ。