ワタミが気づかせてくれている介護問題

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エントリに対する賛否はともかくとして、「資本主義」というタームに関して。
「資本主義」というのは、完全に自由な経済活動を保証するシステムではなく、本質的には国家管理のもとで市場向けに生産が行われるシステムなのではないかと最近考えている。
アメリカ流の新自由主義は、その点で「資本主義」の伝統から逸脱しているのではないか。
このあたりをきっちり語るには、まずはアダム・スミスあたりから読まなくてはいけないけど。


あと、この手の「社会保障」の問題が経済の問題として語られるようになったのも最近の異例な事態なのではないかと思う。
制度設計の問題は確かにあるし、問題だと思うが、「社会保障」と「収益」とは本来あまり重なるものではない。収支はトントンぐらいで持続していける団体が担うのがまともなあり方だと思う。