開き直るアカハラ・セクハラ魔

http://d.hatena.ne.jp/nekoneko/20070628/p1
ディベート脳の恐怖
教え子にセクハラして、諭旨免職の処分をうけた信州大学の准教授が処分取り消しを求めて大学を提訴した模様。あほか…


少なくとも、大学内のハラスメント調査対策委員会の調査では事実関係を認めていたわけだろう。言動に一貫性がない。少なくとも、言い訳できる状況ではないと思う。たとえ同意があったとしても、教え子と関係を持つのなら職を賭す覚悟が必要だろう。教育現場では基本的にそのような行動は認められていない(思想というか、原理的に。そのわりには卒業生と結婚したって先生が世の中けっこういるようだが)。


で、記者会見を開いての主張が、

訴状によると、村瀬氏は昨年秋から冬にかけ、女子大学院生から勉学や生活のことで相談を受け始めた。今年1月には女性から「抱きしめてほしい」と言われるなどしたため、女性と距離を置くようにしたという。しかし同2月、女性を家まで送っていった際、強要され性的関係を持ったという。村瀬氏は女性を送ったことや家に泊まったことを「不適切なものだった」と認めた上で、「当時は女性の呪縛にかかり、ノイローゼ状態だった」とした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20070628ddlk20040371000c.html

では、話にならないだろう。「当時は女性の呪縛にかかり、ノイローゼ状態だった」ってギャグですか。なるべく准教授側に好意的な解釈をしても、とても納得できるものではないな、この訴訟という行動に関して。まあ、ネット上で実名がバレバレだった時点で、アカデミックなキャリアはほぼ終わっていたわけで、こんな分の悪い賭けにでるしか、大学教員として生き延びる術はなかったのかもしれないな。顔実名丸出しで、負けたときのダメージはより大きくなったと思うが。
しかし、特に地方の国立大学のような、小所帯の大学では、公私の別があいまいになりがちなだけに、大学の教員は行動に注意しなければならないな。