コミックにかけられたシュリンクが奪うもの(情報元:カトゆー家断絶さん)

d.hatena.ne.jp
確かに、ネットで情報を集めるようになる前は全然漫画を買わなかった(買えなかった)な。ものすごいたくさんの種類がある上に、シュリンクで中身が分からないため、全然パースペクティブがつかめなくて、手が出せなかった。
本当に漫画を買うようになったのは、ネット上で趣味が近い、信頼できるサイトと出会うようになってから。それまでは、ごく少数(妹から勧められた少女漫画主体、全部で30冊程度か)だった。おかげで、最近急増して置く場所に困っているのだが。
そんな自分の体験から、シュリンクが、商業的な機会を失わせているという主張は納得できる。


ただ、最近、大きな書店で見かけるシリーズ一冊だけシュリンクかけていない、立ち読み可能なコミックのボロボロぶりを見ると、書店側がシュリンクをかける動機も分かる。
書店は利益率が低く、一冊万引きされると10冊以上売らなければロスを取り返せないとはよく言われるが、立ち読みでのロスもなるべく避けたいのだろう。
これには、コミックの造本・装丁の問題もあると思うけど。


とどっちつかずの結論になる。まあ、シュリンクを無くすのは無理なのではないかな…
メモ:シュリンク(新刊本にかけられてるビニールカバー)の話