渡瀬草一郎『輪環の魔導師：闇語りのアルカイン』

輪環の魔導師―闇語りのアルカイン (電撃文庫)

　どうみてもヤンデレヒロインです。本当に（ry　あと、長靴をはいた猫。
　渡瀬先生も流行のヤンデレを投入ですか。まあ、単純にヤンデレではなく、物語の本筋に関わってくるのだろうけど。むしろ、主人公より謎が多いな、現状では。セロとフィノは兄弟ではないかと思ったりもする。
　物語自体は、オーソドックスと言うか、神話・伝説の型をふんだんに取り入れた、ある意味お約束てんこ盛り。しかし、そこは安心の渡瀬ブランド。楽しく読める。
続刊が楽しみな作品。しかし、空鐘は5巻までしか読み終わっていないんだよな…