エイノ・アンテロ・ルーッカネン『フィンランド上空の戦闘機』

フィンランド上空の戦闘機

フィンランド上空の戦闘機

 エースで、メッサーシュミット109を装備した第34飛行戦隊の指揮官を務めた著者の回想。急に読み返したくなったので、本棚の奥から引っ張り出した。
 前に読んだ時には、ドイツの戦局との関わりについてほとんど注意を払わなかったが、改めて読むと、随所にその関連の記述があって興味深い。
 しかし、いくら勇敢なフィンランド空軍のパイロットでも、グラデュエーターあたりでの空戦はきつかったようだ。