「拡大!?遺伝子組み換え菜種:熊本など11府県に」『熊日新聞』2007.10.5、夕刊2面

 モンサント社バイエル社などの遺伝子組み換え菜種が全国11府県で自生していることが、生協などの調査で分かったそうな。こうやって拡散していくと「遺伝子汚染」が心配。白菜・かぶ・高菜などとも交雑する恐れがあるそうな。
 熊本県内での発見地は八代市の臨港線沿い。近くに複数の飼料工場があり、絞りかすから繁殖したらしいと記事にはあるが、油の絞りかすから発芽? それもどうなんだろう。絞りかすと同時に、絞っていない菜種も運んでしまったのでは。

近くに複数の飼料工場があった。工場で油を搾った後、飼料工場に運ぶ際、搾りかすがこぼれ落ちて繁殖したらしい。

 生協などの調査結果をまとめた「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」の天笠啓祐代表は「搾りかすを使う飼料工場の近くで見つかるとは思わなかった。搾りかすは肥料にも使われるので、全国どこでも自生の可能性があるのではないか」と話している。