神野淳一『シルフィ・ナイト』『シルバー・ウィング』

シルフィ・ナイト (電撃文庫)

シルフィ・ナイト (電撃文庫)

シルバー・ウィング (電撃文庫)

シルバー・ウィング (電撃文庫)

 部屋を掃除していて出てきたラノベその1。こんなやって読み出すから、片付けが進まないのだけどね…
 バトル・オブ・ブリテンをモデルにした、魔法空戦ファンタジー。「帝国」との航空戦を始まりから決戦まで、『7人の戦乙女』とそのパートナーの視点から描く。兼恋愛モノ。1巻目の『シルフィ・ナイト』は、動力旋回銃座しか武装を持たない有名駄作機ボールトンポールデファイアントをモデルとした、空前絶後ラノベとして(一部で)有名。
 このシリーズは、おそらく7巻、あるいは4巻構成で構想されたと思うが、途中で打ち切り。個人的には、非常に好きなシリーズだけに残念無念。単座戦闘機パイロット同士の恋愛(と失恋)をどう描くかには興味があったのだが。
このような落ち着いた恋愛モノは安心して読める。