和魂と洋才と残業したい人々(上)

workhorse.cocolog-nifty.com
欧米と日本の働き方の違い。
欧米では、一般の職員は相互に手伝ったりしないそうだ。その分中間管理職が激務になる。「新人のへまのツケは客に回せばよい−責任を取るのは雇い主だ」という発想になるそうだ。
一方で、日本では共同でがんばる。これは、共同作業にもとづく「評判」が自分への評価になるためだそうだ。
こういう見方をすると、日本の会社組織の「ジェノア型」化が進んでいる昨今、他者をサポートするような仕事の仕方は、不合理なものになってくるのだろうな。昨今、キャノン製品の不具合が増えているそうだが、それもこのような動きのひとこまなのだろう。
あと、ヨーロッパの会社組織も、歴史的に見るとどうなのだろう。初期の自動車会社の現場管理などは、それとはずいぶん違った様相が見られるように思うのだが。