南アフリカではレズビアンが「矯正のための」レイプを恐れる

miyakichi.hatenadiary.jp
いやはや。
大統領自身がレイプで告発されて、しかも「ズールー族の文化では、男性は女性がその気になったらセックスに応じなければならない」なんて証言しているのか。これは、伝統の誤用というか、捏造だよな。実際に、ズールー族の文化にそのような性規範があったとしても、ずいぶんと社会構造は変化しているはずで、都合のいいところだけつまみ食いするというのは、どこでもいっしょということか。
あとは、法が社会の規範と協働しなければ、どれだけ無力かというのが印象的。


引用されているレイプにまつわる「迷信」 が興味深い。

迷信7『レイプは性的欲求を爆発させた男性によって衝動的に行われる』
ほとんどのレイプは計画的に起こっています。もともとレイプする気のなかった人が相手を見て衝動的にレイプした、と加害者が主張するケースは全体の1割前後しかありません。


迷信8『レイプをするのは性生活に不満を持っている異常な男だけだ』
レイプの加害者は普段は普通の暮らしを送っています。レイプの動機は単に性的欲求ではなく、力の誇示です。レイプ犯に心理テストを取らせても、ほとんどの場合は特に変わった特徴や精神異常を見せることはありません。さらに、ほとんどの加害者にはレイプという手段に及ばなくても性行為のできる相手がいます。

レイプの動機が「力の誇示」というのは分かる気がする。DVも同様かな(だれに誇示するかの方向は違うかもしれないが)。実際に性欲の解消と考えると、レイプと言うのは手間がかかる行為だし。