機密文書、溶かして固めてトイレットペーパーに 外務省

http://www.asahi.com/politics/update/0711/TKY200907100424.html見出しのつけ方に悪意を感じるが、それはそれとして、文書保存の問題は重要。
きちんと公文書を残すというのは重要なことで、このように一存で捨てられないようにするのが重要だと思う。しかし、他の省庁と比べても桁違いに多いそうだが、そんなに一般に知られた都合の悪い文書が多かったのかな。

石井修・一橋大名誉教授(外交史)の話 米国では、政府高官の電話での会話すらテープにとったうえで公文書におこして残す。内容を非公開とする場合でも、文書そのものが存在することは明示される。「公文書は国民のものである」という真摯(しんし)な態度があるからだ。それに引き換え、今回のように、公文書を捨ててしまえと指示するなどというのは、歴史に対する冒涜(ぼうとく)であり、納税者に対する犯罪である。怒りがこみ上げてくる。

「歴史に対する冒涜」は置いておくとして、国民に対する背信なのは確か。というか、個人的には歴史を錦の御旗にして批判するのはあまり好きではない。