大江戸飼い鳥草紙―江戸のペットブーム (歴史文化ライブラリー)
- 作者: 細川博昭
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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ペットとしての鳥が、広く深く根付いていたこと。同時代に園芸も殷賑を極めるのだが、それと同時期の文化として興味深い。多数の飼育書の出版、江戸城を中心とする上層の海外・色変わりの鳥の飼育など。見世物に出される動物(象やラクダなど)は孤立例かと思っていたが、結構いろいろな動物が輸入されて、しかも一部は国内で繁殖が可能になっていた。
繁殖と系統の管理とか、花でもそうだが、実に手間がかかっている。