公共図書館が国会図書館に滅ぼされる日

http://sakuraya.or.tp/blog_t/index.cgi?no=559
利用者からみると、ちょっと極端な議論なんじゃないかなあと。未だに電子書籍は読みにくい状況が続いているし、そう簡単に紙に取って代われないのではないかと。
あと、「公共図書館」の区分けがあいまい。総電子化された場合にも都道府県レベルの館は、データの分散拠点として生き残るのではないかなと。電子データには、電子データの脆弱性があるわけだし。逆に、小さいところは無料貸本屋としての機能があるから、その方向で生き残りそう。中規模クラスのところが、その点で苦しくなるだろう。

こういう意味で、図書館が紙メディアのみに固執することは大変危険な状態になっているし、では地方の公共図書館がそれでも存在する運営というものは何なのかを導き出し、今からでも実践しなければならないと思います(ただし、それは存続目的での転換はなく、将来予測を挟んだ上で現状に足りないものの補充であると考えます)。

この部分は、納得するところがあるけれど。