- 作者: アレックス・アベラ,牧野洋
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: 単行本
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上の『大英帝国の大事典作り』と通じて感じたものだが、アングロ・サクソン流の「合理主義」というのは、非常にキリスト教的だなと。個々の「合理的行動」あるいは「利己的行動」の総和が、最終的には「神の秩序」に収斂していく。そのような感覚。日本でも、その亜流が跋扈しているが、それはそれぞれの社会が育んできた集団行動の知恵を破壊してしまったのではないか。なんか生煮えなイメージだが、そんなことを感じる。