救いたい!

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我不關焉 からの情報。これは酷い。
多摩図書館に所蔵されている郷土資料7万冊が廃棄されようとしているという話。

10/9(金)に、東京都立中央図書館から都内各自治体の図書館長宛にFAXが送信された。
実際に直接そのFAXに目を通してはいないので詳細は不明ながら、斎藤さんの話から内容をまとめると、概ねこんな感じであった。

多摩図書館が所蔵していた多摩地域資料約7万冊と雑誌など併せて、 計約8万冊を処分することにした。

・引き取りたい館は、10/23(金)までに直接取りにくること。

今度は東京で資料ポイ捨ての動き。大阪に東京と言えば、二大衆愚自治体だしな…
しかし、大阪の件といい、なんで対応する時間がないようにするかな。「廃棄する前提でアリバイとしてFAXを流しただけと解釈されても仕方ないだろう」と書いてあるが、実際悪意を感じる。もっと前から、徐々に引き取り手を捜すとかできそうなものなのに。
大体、東京は財政が豊かなんじゃないのか?オリンピック招致とか、お遊びに金使っているなら、こういうのに回せばいいのに。
廃アーカイヴ毀釈なんて造語があるけど、全国的に広がっているのだろうな…


これは、レンタカーでトラックかなにか借りて、人海戦術で箱詰め、発送するしかないのでは…


ちなみに都立中央図書館多摩図書館の連絡先(サイトに公開しているから別に構わないよね)
都立中央図書館 〒106-8575 東京都港区南麻布5-7-13 03-3442-8451(代表)
都立多摩図書館 〒190-8543 東京都立川市錦町6-3-1 042-524-7186(直通)


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