成長の限界

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続・成長の限界
同意だな。当面レベルで明確な経済成長は望めないという前提で、長い撤退戦をどう戦うか。どういう制度が必要なのか。そこが大事なのではないか。

これからは中国の時代だ!と粋がるのは良いのですが、ちょっと新興国が発展した程度でガソリンが200円に迫っていたのを見ると、果たして12億人民をすべて富ませ、その暮らしを維持するほどエネルギーがあるのか怪しいモノがあります。さらに食料生産も問題で、肥料に不可欠なリンがそろそろやばいとかいう話もあります。


これらのことを考えると、どうも世界経済は今の社会システムのままだったらこれくらいが成長の限度なのではないか?という疑念を抱かざるを得ません。

エネルギー資源の逼迫が、農業革命や産業革命を生んだわけで、えベルギーの逼迫が新しい時代の母体になりうるのかもとは思わなくも。ただ、200年くらいで隘路に突き当たる現代文明もどうなんだろうな…


日本みたいになってしまうぞと英米の経済紙が警告ってあるけど、むしろ日本が伸びしろを使い切って、やっと欧米に追いついたと理解したほうがいいよなあ。