熊大工学部の研究資料館の一般公開の写真(09/11/3撮影)

 去る11月3日に、熊粋祭に合わせて一般公開された熊本大学工学部研究資料館の工作機械に行ってきた。そのときの写真を紹介。もう、2週間近く経つわけだが…
 基本的な事項については、工学部研究資料館内重要文化財工作機械修復作業についてを参照。ここに保存されている工作機械については、以前にも言及している。→http://d.hatena.ne.jp/taron/20070119#p3http://d.hatena.ne.jp/taron/20090321#p3
 今回はカメラを持っていったが、光の関係からうまく撮れていない。安物旧式のデジカメだからなあ。しかも、撮るほうの腕もないとくる。ちゃんと撮りたかったら一眼レフが必要かも。
 以下、写真と紹介。


 まず、外観から。趣のある赤レンガの建物。旧第五高等学校から分離独立した熊本高等工業学校以来の建物で、竣工は1908(M41)年。機械実験工場として、60年余り使用され、1970年に中央工場の新築以降は、資料館として利用されてきた。




 内部の状況。2階から撮影。中央にパネル。右側に工作機械。左側は昔の計算機や計測機器などの展示。2階(というかプラットフォームといったらいいのか?)は、名簿・卒論・写真といった資料が展示してある。写真を撮った場所の下には、太鼓が置いてあって、当日はガキどもがドンドコドンドコ叩いていたな。




 建物の内部構造と2階からみたクレーン。







 ここから機械の写真。暗い、かつ周りの迷惑を考えてストロボ自粛のため、暗かったり、ピンボケが多数あるが、ご容赦あれ。
1、平旋盤

2、曲り歯かさ歯車歯切盤

3、天井のメインシャフトの一部

4、立削盤

5、15尺旋盤か10尺旋盤 ピンボケ相済まぬ

6、マーグ歯車研削盤 これもピンボケ気味




 工作機械が据え付けてあるサイドの反対側は、工学部が使用してきた古い計算機や模型などが展示されている。一枚目はカシオ製のリレー計算機、二枚目は鴨緑江旋回橋模型(確か島津製作所製)、三枚目は2階に展示されていた古い計算機類。





 熊大には、他にも古い建物が残っている。最初の二枚は事務棟東のなんか趣のある建物。三枚目は事務棟。四枚目は政策創造研究センター?