「”居づらい”公園施設増加 熊本市:ホームレスの定住化防止 受け皿ない”排除”に疑問も」『熊日新聞』09/9/20

 熊本市でも、ベンチに仕切りをつけたり、東屋の屋根を角材で組んで雨宿りできないようにするなどの、ホームレスが使いにくい施設への改修が、2002年以降進んでいるとか。人を人とも思わないやり方はどうかと思うのだが。
 運次第で、自分が排除される側に回ったり、排除が別の方向を向くなどといったことを考えると、このような無機的な排除は、非常に怖い。貧弱なセーフティネットという、「真の問題」から目をそらして、排除でこと足れりとするのはどうかと。具体的なホームレス問題というのは、難しいのだろうけど。