「海に残留する科学物資:東京農工大、漂流ペレットで汚染調査」『熊日新聞』08/11/19

 プラスチック原料のペレットが漂流・化学物質を吸着する性質を利用して、各地の汚染状況を明らかにする研究の紹介。興味深い。PCB、DDT、と農薬のHCH類の分析結果が紹介されている。
 PCBの濃度は、アメリカ、日本、ヨーロッパで高く、沿岸に滞留している。DDTでは、アメリカが高く、ついでベトナムも高い。これは現在も使用が続いている可能性を示唆するそうな。HCH類は南アフリカモザンビークで高く、現在も使用が続いてるためだそうな。