沖縄の「米軍等の事件・事故」は年間1000件の衝撃

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基地のある生活
 軍事的必要性はともかくとして、迷惑施設であることにはかわりないだろう、米軍基地。
 統計的に云々と言う人も、じゃあ関東に米軍基地をと誰も言い出さないところに、本質が見えているよな。国士様方も自分は関係ないと思っているのだろう。東京/トーキョー的な人について思うことという記事を読んだことがあるが、ここでも同じ問題なのではないかな。自分たちの問題として引き受ける気がない。迷惑施設はどっか他所にできるだろうと思っている。そのあたりの無自覚な感覚が不愉快。
 確かに、軍事的には東シナ海が正面となり、沖縄・西日本の軍事的重要性は増すだろう。しかし、首都圏が引き受けられる施設はいくらでもあるだろう。それを抜きにして語っている人間を信用できない。最大受益者が、他人事のような態度なのは、どうなのか。
 まあ、そういう私が住んでいる熊本にも米軍基地はないし、来てほしくない。何年か前に、大矢野原の演習場に海兵隊が来たときは、熊本市中心部をやたらとごっちい外人が三々五々とうろついていて、異様な風景に唖然としたことがあるが。やっぱり、軍人の集団、しかもこちらからはコントロールしにくい外国軍が、多数駐屯すると言うのは、その土地の住民にとっては、脅威以外の何者でもない。それは、犯罪率の大小の問題ではない。そこのところを間違ってはいけないと思う。
 まあ、関東でも米軍の事故・事件は結構多数起きているのだよな。保坂氏の資料ではそれなりの件数があるわけで。