消費税関連

消費税の逆進性と所得課税の非累進性
消費税は三重に逆進的である
消費税論争(メモ)


 メモ。そりゃそうだろうとしか。
 最後の文化財の保護・保存能力については、確かに。文化的建造物を維持する人には、それなりの優遇処置があってもいいだろうな。まあ、それ以前にナショナルトラスト運動も盛んではない日本で、財務省の理解がないのも当然のことではあるか。歴史が、伝統が、とかいう人間があれだけ騒がしいのに、実践的活動が伴っていないのが不思議。
 Wikipedia経由で、日本にはナショナル・トラストを関する団体が二つあることを知ったが、日本ナショナルトラストの理事が見事に観光関係者ばっかりで、もう一方の日本ナショナル・トラスト協会が自然保護系と、見事に分かれているのが笑える。前者が運輸省国交省)所管で、後者が環境省所管らしいが、見事に省益狙いだな…


関連して→読売社説「累進課税は金持ちがやる気をなくす、もっと貧乏人から搾り取れ」
 これはひどい。税負担があがれば、貧乏人だってやる気をなくすんですが。
 そもそも、公共サービスについては、むしろ金持ちのほうがより多く恩恵をうけている。その分を応分に負担するのは当然のことだと思うが。教育・治安・国家権力システムとの関係・その他諸々。むしろ現状の再分配システムなら高所得者層に手厚い再分配が行われているのだから、「同じ公共サービス」をうけているからなんて理屈は通らない。アメリカなんか、ほとんど貴族政治だしな。