村橋勝子『社史の研究』

社史の研究

社史の研究

 タイトルどおりの内容の本。数千冊の社史の分析し、多方面から社史の特徴を明らかにするといった感じか。一日半で300ページ超を読み流したため、実の所、あまり頭に入っていない。
 図書館の司書が書いた本で、社史を表現媒体で分類したり、編纂体制や構成等について論じている。これから社史を作る人や社史を多数利用する人向けと言っていいのだろうか。個人的には、最後の入手方法が有用だった。大阪経済大学にも社史の所蔵が多いそうだ(1983年刊の『会社史総合目録』が存在する模様)。あと、機械振興協会経済研究所情報資料部には海外の社史も所蔵されているとか。