モノレールと新交通システム、仰ぎ見た未来とやってきた現実

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 お金があった時に、考え抜いてきちんと正しい投資をしていれば、投資は利益と利便を生んで、失われた時代の日本を支えるのに役立ったはずだ。しかしそうはならなかった。漫然と行われた投資は、リターンを生まずに消滅した。桃花台線ピーチライナー」のように。

 いや、本当に。土建利害だけで、無駄な投資を行った挙句、借金と維持費だけがかさむ。もちろん、赤字は覚悟の上で、それでも必要な施設や投資というのはあるのだろうけど。そんなの関係なしに、やらないほうがましだったという投資が多いこと。