明治・大正期の工業に関する文献を読んでいて、「麦稈真田」という言葉が出てきて、なんのこっちゃと疑問に思った。調べると、ばっかん‐さなだだそうで、そういうものだったのかと。麦わら帽子と関係あるぐらいは分かっていたが。時代の問題なのだろうな。戦前までの社会での基本的なことが、結構分からなくなっているよなと思う。