ロシアに眠る幕府の大砲 江戸後期の紛争略奪品・東大調査(1/2ページ)

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201009060087.html 紙媒体の方の記事だが、ネット上にもあったのでメモ。
 戦国時代の大友家が使用したフランキ砲と秀吉の朝鮮侵攻で捕獲した砲が、幕末のレザノフとの紛争時に使用され、ロシア側に捕獲。現在まで残されていたという話。確かに、19世紀の頭あたりだと、砲の整備も進んでいなかっただろうな。しかし、フランキ砲まで持ち出したとは…

「襲撃は私的な海賊行為とされ、関係者は罪に問われた。ロシア政府は無関係だった」とK・サルキソフ山梨学院大名誉教授は説明する。

 うーん、どこまでそうだったのか。返却されずに、ロシアで保管されていたということ自体に、ロシア政府の意図がありそうだが。まあ、日本に返還されていれば、現在まで残らなかった可能性が高いけど。