大分:双葉タクシー:タク旅ドットコム

http://oita.takutabi.com/index.htm
 「大分穴場タクシーの旅」『朝日新聞』10/4/15から。タクシーを使ってのツアー企画。観光バスよりも小回りのきくのと、一人からでも受け付ける辺りが売り。4人乗りか10人乗りの車を使うようだ。地元を知り尽くしたタクシーならではの穴場を案内するコースもあるとか。別府駅の定期観光バスの類も結構いい値段だったし、値段的にはあまり変わらない感じ。結構いいんじゃないの?

 タクシーを使った日帰り旅行企画を、大分市のふたばタクシー(松浦栄太馨社長)が始めた。温泉や観光名所、名店などを巡ったり、珍しい体験ができたりする18種のコースプランを提案し、地元を知り尽くしたタクシーならではの隠れた「穴場」を案内するコースもある。同社は「タクシーで手軽な小旅行を」と呼びかけている。 (原篤司)


 ツアーの名称は「タク旅」。別府温泉巡りと湯布院散策(4人乗りで1人9800円)、臼杵市のしょうゆ会社で手作りみそ体験(同7800円)、別府B級グルメ旅(同8千円)といったものから、ホテルでのバイキングとエステを組み合わせたものまで、プランはいろいろだ。
 午前中発で帰宅まで6-7時間のものが中心。入場料や食事代は込みで、時間制の貸し切りよりも割安にしたという。一人でも受け付ける。
 長引く不況でタクシー業界も苦しんでいる。「観光客の減少を嘆くだけではだめだ」と、需要の掘り起こし策として企画した。ツアーの立案には地元情報にくわしい現役ドライバーが参加。ドライバーがガイドもできるように、現地で観光地の案内法を学ぶ講習会も開き、準備してきた。
 バスが立ち寄ることができない路地や山奥にある、隠れた名店・名所に行けるのが最大の売り。不慣れな人だと道に迷いそうな、県北部の宇佐市の山中にあるカレー店を組み込んだツアーも計画中だ。客を運んでくるので、協力を申し出る店も多いという。
 今のところ出発地は大分市内に限っている。予約・問い合わせは電話(097・594・5528)か、ホームページ(http://oita.takutabi.com)へ。