http://www.cnn.co.jp/fringe/30000416.html まあ、歴史的に見てごく最近まで、医学ってのはたいして役に立つものではなかったからな。麻酔と抗生物質、ワクチンがいかに偉大か。
18世紀末辺りの軍医の仕事のエグさは、フォレスターの『ホーンブロワー』シリーズをはじめとした、フランス革命期の海洋冒険小説を見ると良く分る。麻酔なしで、脚や腕などの負傷部位をのこぎりで切るのが仕事。しかも、抗生物質がないから、手術を行った大半が傷口の化膿で死ぬ。あの時代だと、大けががそのまま死に直結していた。つーか、あの時代だと、ホメオパシーの方がまだましだったのだろうな…

海軍士官候補生 (ハヤカワ文庫 NV 36 海の男 ホーンブロワーシリーズ 1)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター,高橋泰邦
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- 発売日: 1973/02/01
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砲艦ホットスパー (ハヤカワ文庫 NV 59 海の男ホーンブロワー・シリーズ 3)
- 作者: セシル・スコット・フォレスター,菊池光
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