安田浩一「レイシズムの現場を取材して」を聴いてきた

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 在特会を取材しての報告。なぜ、在特会の活動に加わるか。その感覚と外国人への陰口をたたく「一般人」のゼノフォビアとは地続きではないかという話。逆に言うと、移民との接触がそれだけ濃厚化してきたということなのだろうか。

後者についても、ネットで初めて自分の意見を言えるようになった、「言論の自由を得た!」という充実感、仲間を見つけられた喜び。その内実は異なれども、誰もが経験しうるような動機を彼らは持っているにすぎない(それはネットによる発言の平等化、民主化と言ってもよい)。

 ある面では、カルト宗教にも通じる感覚かもなと。「仲間」による充実感というのは。ネットで盛り上がる感覚というは、私も分かるが、しかしそれがああいう行動に結びついてしまうのはどうなのだろうか…