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これ全然だめだろう。今回のチュニジアの件が新しいのは、今のところイスラム原理主義とはほとんど関係のない形で展開した事なんだし。今後、混乱が続けば、イスラム原理主義勢力が入り込む可能性があるが。今のところ、ベンアリ前大統領の追放劇だけで、軍以下の国家の主要なシステムが倒れていないというのも特異なところ。裏で何があったのやら。
最初の方はともかくとして、後になるほどなんか変。まあ、無邪気なピープルズパワーというには、なんか変な感じではあるし、そこを突っ込むのがプロの仕事だとは思うけど。
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ほんで、「アフリカ大陸の旧植民地」とのいろいろな「問題」を経験している「西洋の先進国」にはこれは明確なメッセージの写真だと思うんですよ、「女性の法律家」がこの「革命」の先頭にいるということは、これは「男尊女卑」を旨とする「イスラミスト」の企てではない、と。
SNSや携帯電話を使った暴動ってのは、例えば中国なんかでも日常茶飯事に起きている。むしろ、チュニジアに特異なのは、軍が動かなかったことだと思う。ベンアリと軍の関係を含め、チュニジアの政界でなにがあったのかというのは、そういう意味で興味深いし、日本語で噛み砕いた報道が行われるのは望ましいのだが。