それは経団連用語の「主体性」を誤解していますね: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

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これは、組織の一員として自分が組織を背負ったつもりで、地位は平社員であっても社長になったつもりで、まさに自分自身を組織の主体と考えて行動できる性質のことです。島耕作的主体性とでも言いましょうか。

 なるほど。
 しかし、そのような概念なら、なおのこと、今さら要求できるようなものではないだろう。賃金水準切り下げのための「成果主義」やリストラによって、そのような「主体性」を社員に要求できる資格は、とっくの昔に企業側から失われている。今さらそれを言い出すのは、なおさら時代錯誤だろう。