【それでも撲滅できないのか スウェーデンでは】(下)個人を重視 崩壊する家族+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

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 産経が家族ネタで書いている以上、結論は分かっているようなものだが。家族の形なんか、それぞれの数だけあるのが当然だろう。しかし、この記事のコメントが酷すぎ。

一部にはスウェーデン婚外子の増加を少子化に歯止めをかけたとしてプラスにとらえる見方があるが、高崎経済大学八木秀次教授(48)はこうした複雑な家庭環境が子供の内面にもたらす負の側面に警鐘を鳴らし「心身が不安定になり、行き場がなくなって薬物や酒、非行に走る率が高い」と指摘する。

 トンデモ学者が言ってもな。根拠となるデータを出せ。

 家族の絆を守る会の岡本明子事務局長も「婚外子が6割近いというのはすでに家族が崩壊している証拠。婚外子の増加で出生率だけ上がっても仕方がないのではないか」と疑問を呈する。岡本さんは「『個人としての人間』を追求し、自由を求めれば家族は煩わしくもある。でも欧州のように宗教的なつながりを持たない日本にとって、家族は社会を存立させる、もっとも大切なもの」と訴える。

 つまり婚外子というのは劣った存在、汚れた存在ということですか? 劣等人種が増えても困ると言っているようにしか読めないのだが。最初のコメントのすごさに気づいていないのが産経だな。歴史人口学の世界からいえば、江戸(明治に入ってからも)、離婚も養子も、結構普通存在したのだが。この手のウヨの夢見る家族ってどこに存在するんだ。