「YouTubeやニコ動が音楽購入の阻害要因にも」日本レコード協会が分析

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音楽が売れない!「YouTube、ニコ動が悪い」…日本レコード協会
2010年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表
 なんというか、音楽消費のエコシステムの中で、CDの居場所はほとんどなくなったって感じだな。パソコンと携帯プレイヤー、携帯電話が主に使われるようになった。正直動画配信サイトが購入の阻害要因になっているとは思えないのだが。もともと、買わない曲は買わなかったのだから。
 CD市場の縮小に関しては、カラオケを中心とした音楽消費がコミュニケーションツールの位置から滑り落ちたことが原因であって、もう不可逆だと思う。むしろ、90年代が売れすぎていたのだと思う。
 個人的には、むしろ動画配信サイトを利用するようになってから、CDの購入は増えたけどな。エロゲ曲とアイマスだけだけど。プロモーションの手段としては、かなり強力だと思う。あと、90年代にはCDTVみたいな音楽ランキング番組を見ていたけど、2000年代に入って全然見なくなったな。なんか、最近のメジャーで流している曲って、無性に鬱陶しいのだが、なんでだろう。


 関連:
レコード協会公表の調査「YouTubeやニコニコ動画は音楽購入の阻害要因」に関する一考察
Togetter - 「「CDが売れなくなった」のは何故か」
 売り方の方向性が全く変わったのは確かだろうな。しかし、既存のレコード会社は、いまだにマスメディアを使ったマスマーケットを志向しているから、ダメなんだと思う。正直、K-POPの売り方とか、胡散臭いし。