書かされるだけなら卒論なんて書かない方がマシ bluelines

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 確かにねえ。「論文」とはどんなものかを体得するってのは、結構難しい。ひょいひょい体得できるような頭が良い人には、そのあたりの難しさが理解できないだろうし。

ブコメにも書いたんだけど、日本の組織で「改革」を主導したがる人って、怖ろしいほどヒューマンリソースの質・量に無関心なことが多い。「○○はいいことだからこれをやります」というだけで、現在のスタッフの陣容でそれができるのかをまともに考えない。この立命館の改革だって、これをやるんだったら専任の人数をふやさなきゃいけない、専任を増やすためには人件費が増える、それをどっから持ってくるのか、というところまで見通したプランが本来いるんですよね。たぶんだけど、この改革案を作って新聞に流している人にはそんなビジョンはない。

 どこでもそうだよなあ。何かをやるためには、それに慣れた人間をまとめて投入する必要があるのだけど。公務員の人員削減なんかもそんな感じだ。