小山・戸島の猿田彦大神碑


 小山6丁目、健軍川の源流の一つに当る場所にあった猿田彦。割合最近、住宅地として開発された場所みたいだが。



日向上の猿田彦大神

 本体には銘などはないが、玉垣には「上組氏子中」「大正○○ 十二月十八日」と刻まれている。大正時代に建てられたらしい。他のも含めて、そのあたりの時代に流行った可能性はあるな。戸島近辺の祠などには、由来などを記した木柱が立ててあるのが多い。



日向の猿田彦大神

 こちらも同時期に建てられたらしい。建立の経緯や奉納者などが刻まれているが、今回はスルー。逆に、ここまで情報量が多いのは、熊本市東部の猿田彦大神碑の中では例外的。神社境内の猿田彦碑が基本形かと思ったが、道祖神タイプの事例が増えたな。