圧迫される世界の中流階級 先進国に広がる「所得伸び悩み」の恐怖 JBpress(日本ビジネスプレス)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/13368 1950年代から70年代あたりまでは、人間活動が急激に拡大した時代だったのに対し、現在はその拡大が止まっているからな。経済活動の拡大を狙っても、資源や環境なんかで限界があるし。まあ、中国やインドあたりでは急激な人間活動の拡大は続いているわけだが。
 経済活動の全体の拡大が止まっているときには、格差が拡大する。14-15世紀あたりのヨーロッパのように。

 1人当たり国民所得が伸びれば、増加分は必ず誰かの手に渡る。米国ではこの増加分がほぼすべて、最も裕福な人々のポケットに流れ込んでいた。

 確定申告のデータを集計して作られている「世界高所得者層データベース」によれば、米国の個人所得ランキング(税引き前ベース)で上位1%に入る人々の所得の合計額は、1974年には個人所得の合計額の8%を占めていたが、2008年にはこの割合が18%へと急上昇していた。

 また、この上位1%の中の上位1%にランクされた人々の所得の割合は、もっと大幅に上昇していたという。

 しかし、近年の格差拡大は米国に限られた現象ではない。経済協力開発機構OECD)によれば、データが十分にそろっている先進国22カ国について調べたところ、1980年代半ばから2000年代後半にかけて所得格差が拡大した国は17カ国を数えたという。

 そういう制度が導入されたわけだし。