松本復興相を断固支持する

http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20110704/p1 ちょっと遅れた話題だが。宮城県知事の「復興構想」とやらが問題外なんだよな。地元の利害関係者全排除で上意下達式の計画を押しつけようとしている。まあ、それ以前に松本某があんまりだったわけだが…

宮城県の復興計画は総じてこのように住民無視である。地域の実情に寄り添うどころか、村井知事の思想として意図的に住民を排除している。
民意は間違っているから大所高所から決めてやると公言して進められている施策に対しては、コンセンサスを取れと厳しく釘を刺すのが当たり前だ。この件については、『厳しい口調で注文』の部分も含めて、松本復興相が完全に正しい。



軍の論理が震災復興から民意を排除する
 某阿久根市の前市長なんかを見ても、軍事組織出身者やら治安関係者を政治家にしてはいけないなと思う今日この頃。人間、自分が育った組織や環境から自由になれないもんなんだなと痛感する。セルフビルドな人が自分の「強さ」に無頓着に、他人に努力を強要したりとか。

なお、自衛官にとって国民は守るべき対象ではある。しかし国民が守るべき対象である以前にまず疑うべき対象である警察出身者だとさらにひどい。

政界進出した警察や自衛隊の出身者を見ていると、ナチュラルに出身組織の論理に従って絶対服従の統制を敷こうとしているのがわかる。いや、彼らとて馬鹿でも傀儡でもないからちゃんと自分の信念に基づいているのだが、そこには組織に叩き込まれた組織内の論理でしかないものが強固に根づいている。軍や警察の論理で国なり自治体なりを動かすことを許してはならない。これらの出身者は、まっとうな民主主義への理解が明らかに見られない限り、政治から――少なくとも政治的トップからは排除すべきものだろう。